俳句前
いつからか時計が遅れている。
それに気づいた時だけそこし焦ったが、電池は替えないでそのままだった。
俳句
疑うわ 時計のずれと 体調不良
季語ぬき
トッピング短歌
それで何かが 飽きるのか
解説
調子が悪いとき、そのままで調子が戻っていない場合は、何かを変えてみる。しかし、変えるものを思いつかない。
なにも思いつかなかったので、遅れていた時計の電池を入れ替えた。
これで何かが変わったら面白いものだ。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第94回
田中屋のシティスナップ
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女