=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。約30文字のメルヘン紀行へようこそ
2024年1月1日 拝島大師
本覚院(拝島大師) · 昭島市, 東京都
俳句(田中屋式短歌57585)
チャリに見る 平成初期の 姐御さん 拝島大師に 夢のあと
解説
元旦のベタといえば、初詣である。生まれた地域の神社にいくのが最もベタとされる。
田中家でもベタなイベントとしてちょっと行ってみることにしたわけだ。
また初詣のベタとして、車で行くと近隣の民家が自分の家の敷地を「1回1000円だよー」なんてやっているのだ。
張り紙が張ってあったりして。明らかにただの民家がだ。
僕らは昭島よりもっと田舎の育ちのもので、車で行きたくとも駐車場代というものを払えないのである。よって徒歩で行くことになる。まぁ、これもベタな展開であり。
拝島大師へ出かけてベタな展開ではなかったのは、このカマキリ自転車を見かけたことである。ほんとめっきり見なくなったわけで。
小学生の頃(1980年代)は、先輩がカマキリに乗って二人乗りしていて、それに憧れたものだ。ハンドル絞って、パフパフのクラクションがあったらなおグッド。しかしブームは長くは続かないもので、自分が自転車を買い替えるときには、自転車屋から姿を消してしまった。
メルヘン解釈
この自転車何年製だろう
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
ラジオ
作曲Memo「訳ありパラダイス〜場末の男と女でいようぜ」作詞・作曲/田中宏明
田中屋の場末シティ物語「横須賀のインドカリーの女」#横須賀の女 #インドカリー #shorts