=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。30文字ぐらいのメルヘンツーリングへようこそ
2024年6月1日 直江津
直江津に置いてあるバイクを取りにいく。
バイク2台共直江津あるというときもある。
その選択肢はかなりの自由度とこころの余裕をくれている。
テントで起きた朝
俳句
ひとくちで タイムマシーン みどり荘
季語
そんなもんいらねぇよ
解説
タイムマシーンは今のところ開発できていない。
味は一瞬であの頃に帰ることができる。
国立市のみどり荘という風呂なしアパートに生んでいるとき、よくインスタント味噌汁を食べていた。男は味噌汁を作れないけど食べたいのである。
ちなみに、藤井フミヤは「タイムマシーンに乗って」という曲を出したときには、タイムマシーンは音楽と言っていた。
おまけに、匂いもタイムマシーンである。
メルヘン解釈
味は継承していってもらいたい。
おばぁちゃんの味噌汁も、下北沢の喫茶店のチキンソテーも。
エースコックのわかめラーメンが味を変えてしまったのはちょっと残念だった。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送
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