=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
俳句
本来は パソコン開かぬ 喫茶と湯
季語ぬき
湯:夏
トッピング短歌
・山北賑わう ばちゃの声
解説
銭湯のひろーい休憩所に僕一人だった。
本来はこういう場所やいかした喫茶店に酔うならばパソコンは開かないのだけど、だれもいないのならばとパソコンを開きロード俳句を書いていた。
すると、ようやく男ひとり女ひとりが上がってきて、世間話が聞こえてきた。
女「ここは(松田町)はぜんぜん人がいないねぇ。山北は賑わってるよ。若者もいるし、サラリーマンもいるし」
ここは山北ちかいのか?マップで調べてみると15分ちょっとだった。
喫茶もあって面白そうだ。明日行ってみよう。
もしこの休憩所が混んでいたら、その声も聞こえず山北へ行ってみようという流れにはならなかったのだと思う。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第90回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
わけありの女