=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。約30文字のメルヘン紀行へようこそ
俳句
モテたくて ここから始まる 所沢
歌っている人いないなぁ。右側の建物は西武鉄道社屋だった。今は池袋に移転したらしい。
ビルの前で歌っていたら、中から出てきた人が近寄ってきて…
「ここでやるな」と注意されるのかと思ったら、「南口を盛り上げてくれ」と言われた。それは、この所沢という町の魅力となった。名刺をもらった。原さんって書いてあったと記憶している。
解説
2024年12月 忘年会とは呼ばないバンド会議
青春っていったい何なんだよ!そうして過ぎていったいままでだ。
国立・下北沢・吉祥寺・相模原と移り住んでいっても、路上パフォーマンスというものはずっとやっている。
今はツリーハウスの販売とCOFFEEのサービスである。
この日は何年ぶりに所沢に来ただろうか。
待ち合わせの5分前、あの頃路上ライブをやっていた南口へ降り立った。
すると、ドラムのゆーごから、今自分がいるこの場所(路上ライブ現場)の写真が送られてきた。
同じことを考えるんだな。
さぁ、Bスタ会議だ。結成は1997年?高校2年。
この方向を向いて歌っていた。街の景色はかわった。でも何となくこんな感じだ。
南口にもスタジオがあった。今はない。
プロぺ通りに楽器屋があってその上に屋根裏のようなスタジオがあったのだがそこもない。木下楽器だったかな。
メルヘン解釈
モテたい一心であったが、まったくモテずに結成27年
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!