=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
天気予報を見てみたら雨だった。相模原雨、高崎雨水上雨上越雨。そんなわけできょうの出発は延期とした。
こういうときは、家族で昭島にいくというネタを使ってみる。
世の中休みなんて思い通りにはとれない。決行である。
俳句
出発日 天気選べぬ バイク旅
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出発日 天気に左右 バイク旅
季語ぬき
天気選べぬ:不安定な季節。5月6月ごろ。
トッピング短歌
・予定変更 電車旅
・雨も演出 低予算
解説
前日になって、翌日の天気がちょっと詳しく知ることができる。天気は選ぶことができない。休みを変更することもできない。もともと予定や計画なんてない。どう出発するかである。
電車で出発することにした。雨も演出ということで。
ロケなどで、雨を仕込み的に準備するのはむずかしい。
これも無料でできたと考えればいい。
雨なので電車で行こう。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送