短歌 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。30文字ぐらいのメルヘン小説へようこそ
2024年10月14日 秋 津南 十二社
十二社 · 津南町, 新潟県中魚沼郡
俳句(田中屋的短歌57585)
肌寒く 一枚着る頃 観た映画
誰かの恋さえ 暖かく
解説
誰もない神社。日が短くなってくると湯沢につく頃には沈みかかっている。このあたりから寒くなってくるのでここらで休憩をとった。直江津を出るときに備えた食料で体に熱を溜める。もちろんこのあたりには自販機もなにもない。
だれもいない。だれもいないので、ここでひと段階温かい一枚を着足すのだ。
メルヘン解釈
停まりたいきっかけは耳をすませばの影響である。いつか誰かがこの神社でも恋の話でもしていたのではないかと。
著者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送
出演ラジオ
第74回!「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio」ヨーグルト田中とDJシューカイ 話題:「マクドナルドは家のひと部屋」「突撃!隣の定食屋さん 上越つねや食堂」
オールデイズ直江津Radioとはヨーグルト田中とDJシューカイのひとり語りラジオエッセイ話題のネタ切れにご活用ください。明日の学校での話題でこれで決まりだ!チャンネル登録嬉しいです。