=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
八高線の本数はあれから増えたのだろうか。
俳句
登校と ほぼ同時刻 八高線
👇
図らずも 登校時刻 みな制服
季語ぬき
季語なんていらねぇよ!
トッピング短歌
・デザインチェンジに だれ聖望
・もしや平日? 学生さん
・本数変わらず 30年
解説
本数は変わっちゃいねぇ。図らずともあの頃通学のときに乗っていた電車に乗ることになった。学生の多さにそれに気づいたのだ。
母校聖望は制服が変わったという噂を聞いた。
もしかしたらこの学生の中に聖望もいるのかもしれない。しかしこの学生の多さには、今日は平日かと思うほどだ。

作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第89回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
わけありの女