=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。

俳句前
〇井の頭ハウス跡(午後)
まばらに人は通り続ける
俳句
建て替わり 我が身も生きた 30代
トッピング短歌
・足早に過ぎる 井の頭
季語
建て替わり:何かが変わっていく季節(冬)
解説
以前通った時は更地になっていた。30代をまるごと過ごした井の頭ハウス前。
今はどうなっているのかって気になっていた。なんとなく土地のままであってほしかったような気もするが、がっちり家が建っていた。でけーし、前面道路が狭く感じるし。
ああ、それがやりたかったのね。
ひとはみな自分が生きた時代が正しかったなんて思うのではないだろうか。もう時代が変わった。代替わりってやつか。
あっという間だった、あの時代。僕は足早に去っていった。
写真はない。

作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の写真家・放送作家・ラジオバンドマン。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活&放送作家として日テレ・フジテレビ・テレビ朝日を出入りする。
現在はピンでラジオと弾き語りでのパフォーマンスをおこなっている。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」「わけありキャバレー」原作・脚本
出演ラジオ 第107回
田中屋のシティスナップ

