夕刻コラム(社説盤)北京オリンピック コラム 文:田中宏明

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「高梨沙羅選手は何について泣いているのか」 セカンド

鷲沢徹コーチが、みんな勝つために(スーツのサイズは)ぎりぎりで攻めているという内容のコメントを出した。
やはりスタッフ知っていた。
そして、ポイントは高梨選手が知っていたかということである。

あの涙は知っていたのではないかなと思います。
そうだとすると、インスタグラムのコメントも繋がるんですよね。

高 梨「コーチ、このスーツやばくなですか?」
コーチ「バカヤロー、これぐらいのことやらないとメダルには届かないんだよ、おまえがやるしないんだよ。みんなを表彰台につれてってやれ」

みたいなやりとりがあったのか。

鷲沢コーチは、悪いのスタッフだと、言っていた。
本人は悪くないと。
また、本人は渡されてるスーツを着ただけとも話していた。
実際はどうだったのだろうか。
選手は、スーツの規定を気にしないでたたかうのか。
ルールを知らずにたたかうのか。

まぁ、どちらにしろ、ぎりぎりで勝負して、不正とされたということですね。
それだとしたら、ジャッジがおかしいとか言わない方がいいですね。

そして、それらもスーツのサイズもすべて作戦として、日本の代表として戦ったのだから、謝らなくていいのだ。コーチも。
ただ、心配なのは、高梨選手本人だけ不正スーツのことを知っていて、他の選手は本当に知らなかったら、やっぱり、高梨選手はつらい。

それをのぞけば、全力で戦って負けただけ。それはスポーツだ。社会だ。

僕が気にしてるのは、そうして高梨選手だけが有名になってしまうことだ。
有名になるってかなり大事だから。
それに対して、他の選手がどう思うか。それが心配。

北京オリンピック コラム「高梨沙羅選手は何について泣いているのか」 文:田中宏明 https://shonenzakki.com/%e5%8c%97%e4%ba%ac%e3%82%aa%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af-%e3%82%b3%e3%83%a9%e3%83%a0%e3%80%8c%e9%ab%98%e6%a2%a8%e6%b2%99%e7%be%85%e3%81%af%e4%bd%95%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/2632/

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