作曲メモ「蕎麦が茹で上がるあいだに」作詞・作曲/田中宏明

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立ち蕎麦屋で飲んだくれているのは(酒を飲んでいるのは)

おまえにフラれたからじゃないさ

ひとつふたつ俳句でもひねってるのよ
なんかいいの できる気がしてるのさ

つまみに天ぬき 立ち蕎麦屋は人生
季節の変わり目 トッピングに短歌

そばが茹で上がるあいだに
もう一度おまえに電話をして
半ば一方的になんとか
伝えたのはあの待ち合わせ場所

来るか来ないかはおまえ次第
泣くなよ かけそばがしょっぱくなるぜ

そばが茹で上がったならば

もう一度あの場所で飲みなおそうか
蕎麦屋は人生のターミナル
行き先はどこでも 始発しかないさ

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