「乗車券を拝見します」
越後湯沢〜水上間で聞かれる言葉である。
僕の場合はね。
いわゆるキセルを撃退するためのものである。
キセルが発生するのは、無人駅があることと考えられる。
無人駅から無人駅までは、無料で乗れる気分になってしまうから。
無人駅とのあやしい関係
そこで、それを防ぐために切符チェックがはいるんえすよね。
つまり無人駅から無人駅のあいだでおこなわれるのである。
車掌はそのあいだに回らないといけないことになる。
ソレ以外の区間でやっているのはパフォーマンスということになる。
ちなみに、無人駅から乗って(切符もかわずに)有人駅に降りる場合どうなるのだろう。
どちらにしろ、そんな厄介事も、無人駅というものの存在によるものである。
特にJRで言えば、そこに出す人件費ぐらいある気がするのですが、人を置かないことを選んでいることになります。
それはなぜか
無人駅の成り立ち
無人でも、全く問題がおきない環境であれば、そこに人件費を使うこともないのである。
むしろ、問題がおきない優良な人しか使っていないとしたら、それは誇れることである。
変な人がいない。
近年、機械やロボットの勢力が増し、で人の力が要らなくなってきたとも言われています。
それを先取りしていたのです。
高校時代の無人駅
高校時代に、最寄り駅が無人駅だったりしたら。田舎だとか言われたりもすることがあるでしょう。
しかし、無人駅が無人駅でいられることは、人間の品があるとも言えるでしょう。余裕があるとも言えるでしょう。
ここに最近気づきましたね。
なので、野宿するときは、無人駅なのである。
文/田中宏明(写真家)
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