=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
せっかくなので、ゲストハウスにも泊まった。

俳句
眠れずに それも夢なり 見た夜明け

季語ぬき
眠れずに:眠れないことが怖くなる季節(夏)
トッピング短歌
眠たくないなら 馬之助
解説
眠れぬ夜なんて言葉があるがどういう意味かは忘れてしまった。
テントで野宿や出先などでたまになんか眠れないな思う時がある。なんでそんなことを思うのかと言えば、眠くないのに寝ようとしているからなのである。
例えば、仕事なんて行って帰って来たときには、疲れちまって、ご飯食べたり、風呂に入ったりなんかしたら、眠気が襲ってくるものだ。
それが遊びだと疲れないから眠くないのだ。
そしてなんてったって、結局寝れなかった時なんてないんだよね。寝れなくて、そのまま朝になっちゃったなんてないんだよね。
いざとなったら羊を数えるんだけど、それをやろうとする前には結局寝ちゃうんだから、大した寝れないじゃないんですよね。
寝れないときうってつけないのは、ベタに読書だ。今夜は上田馬之助。


作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第96 回
田中屋のシティスナップ
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女