= ロード俳句= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。17文字のメルヘン小説へようこそ。トッピングで短歌にもなります。
俳句
つらつらと 意味の変化か 誤りか
季語ぬき
粋添え(トッピング)短歌
解説
中学の時の数学の先生がよく「まずはこの図形をつらつらながめてみてください」なんて言っていた。
はなしのながれから「つらつら」という言葉の意味は、適当にとかぼんやりぐらいの意味のように思っていた。
ここのところブログを書いていて、「つらつらと」という言葉を使ってみようと思ったタイミングがあり、調べてみた。この言葉はその数学の先生しか使っているところを見たことがなかったからだ。
すると、僕が思っていたような意味ではなかった。
むしろ逆で、「じっくりと」のようなニュアンスだった。
僕はちょっとこういう言葉が苦手なのです。つらつらとは音の響きからかるーい感じがします。
僕はこの言葉を使うのはやめることにしました。
同様に「ひょんなことから」もそうです。偶然にとか、予期せぬとか、そのような類の意味だと思うのですが、ひょんなという音が嫌いだからです。
ひょんなことなんてありません。
作者紹介
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第87回
田中屋のロード俳句
わけありの女
「恋のドライブインCOFFEE」