田中屋の夕刻日誌「卒論!だめ男に引っかかりそう、引っかかったに関する考察」文/田中宏明

夕刻日誌
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駄目な女

この言葉久しぶりに聞きました。喫茶店の何処かのテーブルで話している女から聞こえて来たのです。

この言葉いろいろおもしろいんですよ。

まず、だめ女に引っかかりそう、ひっかかったという言葉はないんですよ。

そして、だめ男に引っかっかったとしたら、その女はその男より駄目なのでは?というのがスマートな発想なのです。

ていうことは駄目な男ではないってことだと思うんですよね。それを駄目って言う辺りがおもしろいんですおね。

捕まっといて、駄目男っていうんですから。

それを観ていた女は、駄目女がダメ男にひっかっかたと心のなかで思うでしょう。

しかし、言葉では、ダメ男にひっかっかっちゃったねと、ひっかかった女のことは友駄目じゃないけど、というふうに聞こえるように言うのです。

このやり取り意味あるのでしょうか。

つかまった女は、捕まった方がそのときよかったからそうしたのだと思います。そしたら、捕まえた男のことを駄目呼ばわりはされたくないと思うはずです。

その場合、駄目男ではないよ。どちらかというと私のほうが駄目だったのよという言葉がでてきそうな気もしますが、絶対出てきません。

女心として、自分は悪くないという立ち位置でいたいという心理があるか。

なので、結局駄目男にひっかかったという言葉は否定されずに、生き残ってしまうのです。

その逆で、駄目女が存在しないのは、男がそれを否定して、俺が駄目だった、俺が馬鹿だったとクローズするからです。

駄目な女にひっかかったなんて言葉はないのです。

駄目な女に引っかかったことありますか?

駄目な女にひっかかってみてぇもんだ。

文/田中宏明

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