田中屋の不動産管理あるある「住民票の写しとは」文/田中宏明(賃貸不動産経営管理士)

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提出書類:住民票の写し

そう、そんなときは、住民票のコピーを提出すればいい。

と、思っていたのですが、そうではなかった。

住民票の写しとは、役所等で発行した原本のことである。

そんな勘違いを長らくしていたのですが、その勘違いゆえ困った記憶はない。

なぜなら、この「住民票の写し」という言葉をそんなに使わないからである。

というのは、やはり勘違いが起きるからである。

「住民票の写し」は写し、つまり複写という印象があって、コピーでもOKと受け取ってしまいがちなの。

つまり、住民票の写しが必要であれば、住民票の原本と表現し、コピーでよければ、(コピー)や(複写)可などと表現される。

その方が、通じるのです。

もし、必要書類 住民票の写しと書いてあって、住民票のコピーをもっていって、「いや、それではダメですよ」なんて小競り合いがあったら。

厳密に言うと、役所で発行されたものという意味にはなっているけど、頭いいひととは思えない気がします。

最近も見かけたのですが、やはり住民票(原本)と表現されていました。

ちなみに、住民票の原本とは、役所に保存されて持ち出すことができないものである。
これまた、理屈臭い人が言えば、「住民票原本なんて持ってこれるわけねぇだろ」となります。これも、きついですね。
言葉の意味としてはあっているだけに。

そんなクレーマーが多発したら、
住民票の写し(役所等で発行されたもの(コピー不可))みたいに表現になります。
写しでコピー不可?みたいなw

もう、名前変えるしかないな。
役所で発行されたのが、原本でいいよ。

文/田中宏明

著者紹介

田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。

2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。

◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集

◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送

出演ラジオ

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