be動詞と一般動詞

中学英語
中学英語

英文を作るときにとっても大事なルールの一つに「一文に動詞は一つ」!

ということです。

もちろん文章が複雑になってくると一文に動詞がいくつも入ってきますが、英語を学習したてはまずこのルールを頭にたたき込んでください。

中学生がやってしまいがちな間違いはbe動詞と一般動詞を一緒に使ってしまうこと。

例えば「私はピアノを弾きます」という文章で

I am play the piano.

と作ってしまうとか。

これはamが不要で正解は

I play the piano.

学校の授業ではamの意味をしっかり習わず最初に習うのが

私はケンです。  I am Ken.

私は生徒です。 I am a student.

のような文章なためI とamがセットのように覚えてしまっているのが主な原因かと思います。

しかしamはbe動詞、playは一般動詞で一つの文章で一緒に使うことはルール違反です。

これを理解するには英語には「be動詞」と「一般動詞」の2種類がありそれぞれ「一文では動詞は一つ」というルールをしっかり覚えておく必要があります。

ではbe動詞と一般動詞って一体何者でどういう意味なのでしょうか?

まずは意味と種類が決まっている「be動詞」を覚えてしまう方が簡単です。

be動詞現在形の意味は

「〜です。〜だ。」「〜いる。〜ある。」

過去形の意味は

「〜でした。だった。」「〜いた。〜あった。」

種類は3種類で現在形はis/am/are

過去形はwas/wereです。

ひとまずこれだけ覚えておけばOK。

あとは主語によって使うものが変わってきます。

amは特別。Iが主語の時にしか使いません。    I am

isは主語が1人か1つ。                    例) He is やThe dog is

areは主語が2人以上か2つ以上。     例)They areやThe dogs

そして過去形はamとis→wasにare→wereへと変わります。

wasは主語は1人や1つの時、wereは2人や2つの時と覚えてもOKです。

ここまで覚えてしまえば、あとは一般動詞。

一般動詞はbe動詞以外なのですが簡単にいうと「体と心の動き全部」です。

例えば。。

勉強する、食べる、飲む、歩く、走る、行く、書く、読む、住む、持つ、知っている、好き、考える・・

などなど本当にたくさんあるのですが、これらの行動全てが一般動詞と呼ばれています。

このbe動詞と一般動詞の違いが頭の中で整理できたら、あとは文章を作ってみましょう。

前回お話しした英語の文章は「主語→動詞の順で置く」こと。「動詞は一文に一つだけ」を意識すると動詞で間違えることが格段と減ります。

<練習問題>

次の文の「主語」と「動詞」を見つけ、文章で使う「動詞」を英語で答えましょう。

1.私は牛乳を飲みます。

2.彼らは先生でした。

3.あの犬は白いです。

4.私たちはサッカーが好きです。

<正解>

  主語     動詞

1.私は     飲みます drink

2.彼らは        でした    were ・・主語は「2人以上」動詞「過去形」なのでwere

3.あの犬は      です   is    ・・主語は「1匹」  動詞「現在形」なのでis

4.私たちは      好きです like

いかがでしたか?

動詞を見つけることができると、be動詞と一般動詞の混同がなくなり正答率が上がります。

ちなみに文章全体を英語に変えてみると。

1.I drink milk.

2.They were teachers.

3.That dog is white.

4.We like soccer.

次回は動詞によって変わる疑問文と否定文の作り方をみていきます。

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