=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
浦賀みかさカメラ
みかさカメラ · 〒239-0822 神奈川県横須賀市浦賀1丁目8−5
★★★★★ · 写真店
俳句
期限切れ めぐるきっかけ フィルムカメラ
季語ぬき
期限切れ:何かひとつのことの区切りのきっかけの季節(夏)
トッピング短歌
・眠りかけてる アサペンSP
・写真は流れだ チャンスもだ
解説
「よかったら一個使ってみる?」
期限切れのフィルムをいただいた。
フィルムカメラは費用が上がってしまって、いつの間にかやめてしまっていた。昔はあんなに撮っていたのに。フィルムカメラ2個デジカメ1個、計3個ぐらい持ち歩いていた。
重いし、すぐ使えないし、現像高いし、フィルムスキャナー壊れるし、という流れを思い出し、一瞬ためらったが、ここはありがたくいただくことにした。
これはちょっとやってみたら、なにかあるかもしれない。流れはありがたく乗らせてもらう。
家に帰ったら、愛用機アサヒペンタックスSPを出してみよう。そしてまずフィルムを入れてみよう。
何が撮れるのか。
フィルムを使いきったら、また来ると店主と約束をした。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第94回
田中屋のシティスナップ
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女