=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
中禅寺湖からいろは坂を下り、日光方面ではなく群馬方面へ向かう。国道122号。
そろそろ景色にも飽きてきて腹も減ってきたところである。
俳句
戸を開けりゃ 2階のアパート 畳に陽

季語ぬき
アパート・畳:若き日、青春を過ごす季節
粋添え(トッピング)短歌
・実際日当たり わるくとも
・
解説
日の当たる畳の部屋がひとり暮らしを思い出させる。扉を開けた瞬間、田舎須川の部屋と23の頃住んでいたみどり荘を思い出した。
実際国立市のみどり荘は陽当たりはわるかった。日が入る時間はわずかだったが、その時間が好きだった。
そういえばここはみどり市?
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第87回
田中屋のロード俳句