=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。約30文字のメルヘントリップへようこそ!
まえがき
春日部大凧公園
午前2時ごろ起きる。8時間ぐらい寝たかな。
霧雨が降っている。
国道16号まわりで帰ろうかと思っていたが、雨が予定通り降っていたので、ここはおとなしく帰ろう。
俳句(田中屋式短歌57585)
また来れば 環状8号 新4号
雨と痛みの 帰り道
季語:そんなもんいらねぇよ
情句:なし (情句がないと情報になってしう)
ここで一句
情句のない 俳句・短歌は メモ情報
解説
左手の腱鞘炎?は朝起きても痛かった。こりゃちょっとしんどいな。まっすぐ帰る道を探す。ここで出てきたのは、新4号。これは千代田区方面へのバイパスのような国道で、最近整備されたように新しく見えた。”新”がついているので新しいのであろう。
なぜこのルートが行きで出てこなかったのかが不思議なぐらい道は快適。ほとんど停まることがなかったので、左手の負担もだいぶ楽だった。
小さい頃からの経験でもあるが帰り道の方が楽に感じるものだ。しかし、同じ道をかえるのはまたしんどいものだ。
それならば行きでてこずって帰り道スムーズな方がいい。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第82回
わけありの女