=夕刻日誌=日常はエッセイにするとちょっとメルヘン。卒論のネタとスナックのママの話題のネツマミとは似たようなものだ。デートにも使える話題のネタを紹介。満員電車の脳内暇つぶしにも。
初代ハラスメント
最近◯◯ハラみたいなのがいろいろ出てきて、世の中にそんなにハラスメントがあったのかと思うぐらいですね。おそらくむかしからそのようなことは起きていたのですが、ハラスメントという認識がなかったのだと思います。
もう、音からは想像できないものもありました。
例えば、パタハラ。これ知ってますか?僕はわからなかったので、調べちゃいました。
初代ハラスメントはみなさまご想像の通りセクハラだと思います。この次からもうわからなくなりますよね。どれが2代目なのか。
プロレスで例える
そう言えば、全日本プロレスも新日本プロレスも初代王者はわかりますよね。ジャイアント馬場とアントニオ猪木です。では2代目はわかりますか。これに関してはプロレス好きの僕でもわかりません。
こういうのって作家が考えることもよくあります。
放送作家時代、レオンのジローラモがちょい悪オヤジというキャッチフレーズでブレークしましたが、それの次に来るのがなんなのか考えようという会議をしたことがあります。何が来るかではなく、何が来ると先に言ってしまって本当に越させる作戦です。
キャッチコピーとその雑誌名をあわせて会議で出したものです。
ちょいワルオヤジ/レオン
そのときにこんな案がでました。
元ダメ人間 雑誌名/サーティー
30歳からなんとかイケてる人生を送り始めた人の雑誌
もちろん会議でもすべり、ヒットするはずがありません。
しかし、このようなパターンでハラスメントはどんどん売り出され、世の中に広まって言ったのだとおもいます。
こんなにハラスメントが乱立されると、それぞれ1つあたりの重さは下がるような気がしております。
まるで、プロレス団体の乱立のようです。
もはや、セクハラはクラシカルな存在であり、今は記憶から遠ざかっているような気さえします。事実僕は目撃したことも聞いたこともありません。
初代が忘れられるというのはだいぶ時間の流れを感じますね。
今や、馬場猪木はこの世にはいません。
〜セクハラの記憶
そう言えば、ひとつ思い出しました。
僕の友達が◯◯◯銀行でセクハラにあって出社していないという時期がありました。※給料は出ている
それは二千ZERO十年代のことでした。
まだmixiがSNSの先頭を走っている時代でした。
ミクシーとセクハラはそのあたりから聞かなくなってきたような気がします。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送
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