田中屋の俳句「試験会場のすーじーぐぁー」田中宏明

すーじーぐぁー
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すーじーぐぁー

=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。30文字ぐらいのメルヘン小説へようこそ

2024年5月26日 拓殖大学 第二種電気工事士 試験

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ラジオでもお話した通り、応募最終日から勉強を始めて、試験はうかるものなのか。

拓殖大学 文京キャンパス · 文京区, 東京都

俳句

どこ向かう 矢で刺されるは 戦地へと
文京区という 昭島市

季語

季語なんていらねぇよ

解説

試験会場は選べない。縁もゆかりもない場所へ。

文京区という全くゆかりのない場所。もしかしたらはじめて入ったかもしれない。

文京区はもっとも影の薄いくかもしれない。東京の市でいうと、昭島・稲城ですね。この2つはどこにあるか想像できないでしょ。

立川なんての昭島からしたら大都会で、サッカーのスパイクを買うとか、服を買うとか言ったら立川だった。

そんな立川というのはやっぱり優越感があるのか、昭島はどこにあるかわからないといった。となりなのに。立川の民度が伺われるエピソードである。

そんな昭島だが、昭島よりどこにあるかわかないといえるのはやっぱり稲城です。

いまだに知りません。それもまた昭島お民度である。

メルヘン解説

試験会場だとしてあたらしい場所に出会うのはたのしい。試例え験結果がぼろぼろであっても。

これは試験の楽しみのひとつである。

稲城ってどこ?

作者

田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。

2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。

◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集

◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送

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