=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
俳句
地図見ずに 損したルートも ナビバグり
季語ぬき
ナビ:ナビに頼ってしまうような先進的に弱っている季節
トッピング短歌
地図派の自分も 今は何処
解説
グーグルナビの弱点というものを知ったきっかけであった。
有料道路の認識に弱いのだ。おそらく誰も指摘しなかったことによって、元有料道路が有料道路のママ認識していて、有料道路は使わない設定の場合に、そのルートが出てこないのだ。
それを相模原横須賀間で知った。
有料道路ありのまま設定されて走っていたら、お金がかからなかったのだ。相模原横須賀間何回行っただろうか。どれだけの時間をロスしてしまっただろうか。
しかし、だれもが知っての通り、旅は経路の効率化ではない。むしろアクシデントに出逢いがある。
僕は昔はナビなんて使わないと、地図をバイクに積んでいた。しかし、その地図はいまはどこにあるのだろうか。

作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第92回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女