=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。30文字ぐらいのメルヘン小説へようこそ
今回はその書き方をご紹介
田中屋の俳句エッセイ・田中屋式短歌7585はこんなふうにできている。
=書き方=
1.見たもの・行った場所から浮かぶテーマを決める。
2.田中屋のエッセイの書き方で、解説を書く。先に解説を書きます。
3.解説の中から出てくる言葉を、俳句・短歌の文字数に突っ込みます。
4.季語を適当に考えます。
季語なんていらねぇよ!って書いてしまうのもありです。
5.メルヘン解釈は、エッセイでいうところの最後の部分です。
これで終わりです
それでは、試しに何かで書いてみましょう
テーマ
「部屋の机の上にあったプリングルスの殻」をテーマとしてみましょう
解説
プリングルスのパッケージは、高校時代もっと海外的(アメリカン?)なオーラがあって、食べ物としてはやばいもののような気がしていた。
いつの間にはそのヤバさに慣れたのか、デザインが変わっていったのか、そのような違和感はなくなっていった。
いつの間にか日本に外黒人というものが溢れ、それも違和感がなくなってきた。僕の和室の部屋に転がるプリングルスのパッケージも違和感がなくなってきている。
メルヘン解釈
アメリカへの憧れの形が変わってきているのだろう。それは中国人はチャイナ服を着ないというところにヒントがある。
では、俳句または短歌(田中屋式短歌57585)を書いていよう
慣れちまい プリングルスの 舶来感 和室に転がる アメリカン
こんな具合に書くことができます。
なんでもできます。
エッセイを書いて、それをまとめたものともとれますね。
短歌・俳句にすると、文字数少なくして作品感を出すことができます。
俵マチとかもそんな手法のように思えます。
ここでひとつ注意とすれば、そのまま読んでひとつの文になっているようなもの、そのたぐいのものは、考えることをサボっているような印象を与える可能性があります。
著者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送
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