正直言ってあんまり売れていない、初のライカ監修のスマートフォンを2回買った男のレビュー。
Laica(ライカ)とは
バカでかかったフィルムしかなかった時代に、35mm判という規格を打ち出し世界的ヒットしたカメラメーカー(ドイツ、車も医学もドイツすごい)。「写ルンです」だって35mm判。※センサーサイズのフルサイズとは。この35mm判のサイズのことを言う。
LEITZ PHONE1(LP-1)とは。(2021年7月発売)
ライカが監修した初のスマートフォンでソフトバンクとのコラボ作。昔で言うライツミノルタですね。ライツミノルタCLは名機ですね。うちにあります。
レンズだけライカというというスマートフォンは、R6(2020年6月発売)という製品があり、ライツフォンのカメラ以外の機能はこのR6がベースとなっているようです。ていうかこちらR6も使っていましたので、実際体感同じです。
SDカード対応になっています。
SDカードが使えるメリットは、スマホを落として、本体が扱えなくなったとき、SDに保存されているデータは取り出せること。デメリットは、スマホを落としたときに、SDカードを抜かれることがあること。
今はデータはグーグルで保存?
僕はそれもまた怪しくて、SD保存の方が安全な気がしてます。
R6 LP-1とのスペックとしての差
ポイントはここだけ
ストレージ
- R6 : 128GB
- LP-1: 256GB
バッテリー容量
- R6:10000mAh
- LP-1:5000mAh
ストレージが倍になっているのはありがたい!ストレージってのは簡単にいうと本体メモリー容量。アプリや写真を撮っていくと、このスペースを使っていって、容量いっぱいになると、写真取れない、アプリ落とせないということになります。昔はすぐアプリの容量がいっぱいになって、いろいろ消したりして大変だった。
バッテリー容量はなぜか退化!
なぜだ!R6のバッテリー体力はよかったですね。この倍の差はもろに体感できます。
カメラ機能
R6そのままに、「LEITZ LOOKS」という機能が追加されています。
LEITZ LOOKSとは、ライカのいう白黒・モノクロとはこれだ!という白黒における色彩調整がされているものです。
白黒も見てみるといろいろあって面白いです。2大白黒色調といえば、このライカモノクロと森山大道モノクロです。森山大道LOOKSの機能も欲しいです。過去にオリンパスが、粗い白黒モードがあってすごく気に入っていたのですが、これは森山大道LOOKSだったのでないかと思っています。この二つモノクロがひとつの形態に入っていたらこれは夢の競演。ミッキーとキティちゃんのコラボみたいな。
話が逸れましたが、ライカモノクロこれは僕はすごく気に入っています。
カラーで撮って、あとで白黒すればいいじゃないかと思いますよね。白黒で好みの白黒色調加工してもいいのですが、手間だというのと、そこまでこだわっていなければ、一発で好みの白黒で撮れればありがいといったところです。
結局好みだという話になります。
僕は写真をやっていて、やっぱライカに憧れがあるんですよね。憧れ大事。憧れからのオリジナルだ。
作例
LP-1の困ったちゃん(デメリット)
僕はスマホは中古で買っています。中古で買うとソフトバンクショップでの修理受付ができなくなるのはまぁそんなもんなわけで、メーカーへ直接依頼することになります。
僕は使っていたライツフォンをぽろっと落とした時に液晶が割れてしまって、これを修理しようとソフトバンクショップ(銀座)へ持っていったら、中古機種への持ち込み機種変に関しては修理は受け付けられないとされ、メーカーに直接問い合わせてくれと、シャープの連絡先をもらった。
シャープに連絡したら、ライカの連絡先をもらった、ライカに連絡したら、シャープに連絡してくれと言われた。シャープからライカを案内された旨話すと、「作っているのはシャープなんで」と言われた。確かにライカ監修でシャープ組み立てなのである。
もういい!おれが最後まで面倒見るぜ!なんて思ったあの夏。
そんなわけで修理はできないということです。企画ものなので。もしLP-1検討している人はそこだけ知っておいてください。これは体験談です。今は何か手立てあるのかなぁ。
ちなみに、僕が買ったときよく見かけたレビューでは、暑さに弱くてすぐシャットダウンするなんてのがありましたが、それは本当で直江津でラジオなんてとっていてもいつの間にか止まっていてとれてなかったなんてこともありました。ちなみにR6も体感では同じです。
結局のラブレター(まとめの代わりに)
結局今ライツフォン1を使っている。
アクオスR2→LP-1(落として壊れた)→R6(バイクで落として壊れた)→LP-1
といった具合に、結局おまえなんだぜといったところです。気になるところはそのバッテリー容量の小ささですね。バイクでナビを使ってどこかへいったら、帰りはナビが使えないみたいなw。まぁ、モバイルバッテリーとかも安くなりましたね。
そんな欠点ぐらい誰にでもあるだろ、自分だって欠点だらけじゃにかってことで、2回LP-1を買っている。そして気に入っている。
見てのとおりですが外観は圧倒的にかっこいですね。←ライカの憧れがあるっていうだけだろって感じですが。本当はケースにいれず使いたいのですが、落とした時のリスクが大きいのでそのカッコよさをあんまり感じられませんが。壊れた方は観賞用になってます。画面は割れてるけどね。
バッテリーが持つ限り使い続けたいです。
「田中屋の愛すべき道具(もの)すべてに」より
著者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中
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