東京日の出町で熊が出た!

「クマに注意」なんて看板は上越でもよく見かける。
先日、秩父でテントを立てていると、話しかけられて「クマに注意してくださいね」と言われた。目撃情報があったらしい。
秩父といっても西武秩父駅近かったので、クマが出るような感じはしなかったけど、とにかく最近本当に熊のニュースが多くて、なくはないなといった状況であります。
上越のホームセンターには普通にクマ除けのすずが売っていたが、あれは効くのだろうか。
野宿やるものとしては、クマが出た時の行動パターンを考えておいた方がいいと染みてきた。
ネットで調べても、それはどこまで行ってもネット情報、体験していない人の話なので、体験した人の話を聞きたいものだ。
B’z稲葉 スカパラのライブにゲスト出演

B’zというのは、90年代なんて、歌番組には出るものの、誰かとコンサートをやったり、一緒にとか、コラボとかちょっと考えられないようなアーティストだった。事務所の守られているというか、戦略に忠実というか。
昨年、紅白に出るとか、しかも現場(会場)で!とかは、感動したし、その感動にはちょっと丸くなって、行動しやすくなったんだろうなとか勝手に思っていた。
近藤真彦がジャニーズ事務所から出て行って、コンサートが増えたみたいな。
やっぱり、人の前に現れてほしいので、ビーズのこういった活動は僕は大いに歓迎だ。ファンとして。もしかしたら、クラシカルなファンは、なれ合いコラボとかいないという人もいるかもしれない。
もうひとりのこころあたりとしてとんねるず。
これがまた戦略か何か知らないが、軽はずみな番組出演も、コンサートもしてこなかった。
おかげですがなくなって、テレビでの存在感が減ったところで、すこし自由になったのか、コンサートをやったことは僕はうれしかった。
とにかく活動してもらいたいのだ。だれでもできることじゃないので。
ビーズが稲葉が誰かと対談することだって、違和感に近いぐらいだ。
なんでもやってやる感じ、やっぱ稲葉はかっこいい。
とんねるずもビーズもライブに行きたい。
田中屋のシティスナップ「小田原の女」

撮影/田中宏明
連載小説「女の風景写真」第5話 作/奈良あひる
昼下がりの喫茶店は、平日のせいか客のほとんどが女性だった。窓際の四人掛けには、年齢も境遇も似通ったような主婦たちが集まり、カップを指でなぞりながらひそひそと笑っていた。
由紀子はいつものように、パソコンを開いて作業をしていたが、耳の端にひっかかる会話を無視できなくなっていた。

「うちの人なんて、夜はもう全然でね」
「わかる、わかる。だからって、外に目を向けるのもねぇ……」
「でもさ、わたしの友だち、そういうの割り切って楽しんでるって」
ひときわ小さな声で笑いがはじけ、フォークが皿をかすかに叩いた。
その笑い声には、少しの後ろめたさと、少しの安堵が混じっているように聞こえる。
由紀子の手は、キーボードの上で止まってしまった。画面の文字列はもはや頭に入らない。耳が勝手に、隣のテーブルの囁きを追ってしまう。
彼女たちの言葉の一つ一つが、自分の体験を呼び起こす。あの夜の、熱と匂い、背中を伝った汗のぬめり。心臓が早鐘を打つように思い出される。
けれど、由紀子は顔を伏せ、カップの縁に口をつけた。まるで自分には関係がないと装うように。
しかし胸の奥では、もどかしい衝動がふくらんでいた。誰かに話してみたい。
あの夜のことを、隠し事ではなく、ひとつの出来事として口にしてみたい。
あるいは、誰かの秘密をもっと深く聞いてみたい。
そんな欲求が、甘いクリームの香りと一緒に、静かにふくらんでいく。
由紀子はパソコンを閉じた。閉じる音が、店内のざわめきに紛れて消える。
窓の外では、午後の陽射しがアスファルトを照らしていた。
彼女は背筋を伸ばしながら、まだ一歩を踏み出せずにいた。
=ライブのおしらせ=
BerryBerryBreakfast現場ラジオLive
9月7日 南林間チャンドラ・スーリヤ
17:30スタート
オールデイズ直江津Radioモーニングから
ラジオドラマ「わけありキャバレー」と歌の世界をお届けします。
脚本・歌・出演/田中宏明
編集者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第96
回
田中屋のシティスナップ
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女