イカ天、僕が小学校中学年ごろにやっていたテレビ番組である。
アマチュアバンドの勝ち抜き戦、5週勝ち抜けば…みたいなやつである。
これは2007年に総集編的放送をして、僕はここで衝撃を受けましたね。
バンドのスタイルが新しく見えたことと、本気みたいなものが自分にはまったくなかったというようなことを思い知らされることとなりました。
その放送ではいろいろなバンドを見ることができたのですが、実は当時の放送は審査員もかなり魅力的だったのではないかと思います。
それは、最近イカ天のYouTubeなんて見たりして思ったのです。
その中で気になったのが内田春菊という作家です。漫画家。
このひと何をしているんだろうなんて、ネットで調べたりすると、また、そのひとの歴史とかなんとなく見えてきておもしろい。
ちなみにこの人は、東京電力のでん子ちゃんのイラストを描いている人でした。
懐かしい「電気を大切に」みたいなCMが夏にやってましたね。
そしてエッセイストでもあって、本を書いていて。
バンドもやっている人みたいです。
イカ天のYouTubeあ上がっていることで、その時審査員をしていた人のファンができるって、面白い現象だとおもいます。
内田春菊さんに「昔のイカ天見ていたら、審査員で出てらして、それをみてファンになりました」と言いたい。
1990年ごろ審査員で出ていたテレビ番組。
当時それを、その後誰かが見るなんてあまり考えられなかった時代です。
しかし、今、それを見て、ファンになる人がいるというのは、どれだけ可能性があるんだ、このメディアは?!って感じです。
文/田中宏明(写真家)
オールデイズ直江津ラジオ第42回
アマチュアラジオ「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio〜第42回」ヨーグルト田中&DJシューカイ