山崎まさよしが2時間半の公演の中で、8曲しか演奏しなかった件
喋るというのも もちろん「芸」にあたるので、喋りメインの公演があってもいいのですが、
今回に関しては、喋りを舐めていたというあたりが出てしまったのだと思います。
演奏のプロであって、喋りのプロではない人が、喋りメインでチケット代満足させるのはちょっと厳しかったのだと思います。
唄が聞きたかったら、CDを聞いてくれと本気で言っていたとしたらちょっと話ができないですね。いうまでもなく生演奏が聞きたかったわけですから。
水戸公演の前の座間公演というのがあって、これは地元相模原にポスターがあって、いきたいなと思っていたところでした。
そう、僕は山崎まさよしのCD結構持っているんですよ。ちなみにドミノのアルバムは名盤だと思います。
その座間公演では16曲演奏したらしいです。
その次の瞬間8曲というのはちょっと、難しいですよね。
喋りメインのツアーということを一貫して出していかないと。
これあ、要は病んでいたということなのだと思います。
演奏が少なかったことに対して謝っていたのですから。
謝らなければ、そういう演出だ!と言い張れる根拠になるのかもしれませんが。
しかし、今回はスタッフも認めて、払い戻しを決めたあたりは、やっぱりノープランだったということだと思います。
しかしですね、そんなハプニング回に当たったというのは、ファンにとっては嬉しいことの可能性もあります。
とにかくライブというものはそこに居合わせたひとだけのものです。
次回がどうなるかというストーリーができたのは、流れでみれば面白いのかもしれません。
次が楽しみというエンターテイメントを与えている気がします。
まぁ、MCの長さはなかなか奥が深いところがあります。
僕が昔見に行った、ラルクのライブは、もうちょっと喋ってほしかった。ずーっと演奏して、最後一言喋って帰っていった。
さだまさしはトークがおもしろいとかトークもウリにしてますが、僕はあまりタイプのトークではなく、もうちょっと演奏してほしかったです。
この夏観たチューブのライブは、その塩梅が最高だったと思います。
文/田中宏明(放送作家)
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