田中屋の萌える下北沢を歩く「橋の下で小冊を配っていた人」

夕刻日誌
夕刻日誌

いまやなんでもネットで公開できる世の中で。あのときがどんなときだったかは覚えていないけど、僕はネット公開するようになるのはだいぶ遅く、当時下北沢で路上ライブをやっていた。

そんな時代に、「小説差し上げます」と看板を出している人がいた。

僕は勝手に、この人は自分と同じタイプで、小説は仕事にはなっていないけど、好きで書いていて、それを誰かに読んでもらいたいのだと。

僕は、プロの作家の本よりそのひとの物語が読みたいと、その冊子をいただいた。

3回くらい通りかかって3冊ぐらいもらった。

しかし、居間の家にはない。

たしか、その冊子に携帯のメールアドレスがあって、何回か送ったことがある。

そのアドレスは今電話帳に入っているのか?

みつからない。何て入れたかがわからない。名前もわからない。

タイトルはひとつだけ覚えているたしか「コキュの部屋」だった気がする。

これを手がかりにネットの力で探し当てることができるのか。

ちなみにむかし、新宿駅西口に「私の詩集買ってください」というプレートを持った女性がいた。ずっと気になっていたのだが、いつからか見かけなくなった。あの人はどうしているだろうか。

田中宏明

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