田中屋の夕刻日誌「卒論!ファミレスの時代から機械化人間を考える」田中宏明

夕刻日誌
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夕刻日誌

大学時代はファミレスでバイトしていた。その次代の魅力を今感じるのだ。デニーズ朝日町だ。

今になって感じることがある

それは、主に注文と会計

・注文は客席で聴く

いまや、タッチパネルで注文が多い

そして会計 

・電子マネーもなくほとんど現金。

ごくまれにカード。

現金を受け取って数えて、おつりをわたす。

これがもうできないのだ。

マクドナルドとかは、お札のお釣りを出す時、他の誰かに確認してもらうという段取りをとっていたが、デニーズではその段取りは取らなかったことをありがたく思う。

そして、セブンイレブンやスーパーなんかでは、レジでお金は触らず、自動精算機みたいのであるとこもありますね。

べたにたまにレジ締めで数字が合わなくなるのだ。そのベタもおもしろい。

※おもしろいなんて行ったられるものではないが

お客さんが入ってきたら、いらっしゃいませも言わない。

それより、ホールはひたすら料理を運ぶ。そうして、人件費は削られ、回っているのだ。

どうせ、ファミレスでアルバイトしているなら、そのあたり一通りやる時代で良かったと思う。

僕がホールをやっていて体に染み付いた文化の一つでキラでないものは、席を経っているお客さんの席に料理は運ばないという味。

例えば、トイレに言っている間に、テーブルにおいちゃうやつですね。

ホールとして、仕事をどんどん片付けていかなければならないので、気持ちはわかるのですが、それちょっと味半減なんですよね。

これは両論あると思いますが、僕は運ばない派でありました。

最近は無理矢理にでも人間感出していきたいなと思います。

人間を応援するみたいな。

機械はすごいけど、人間感にチップを払いたい。

でも、これもまた考えようで、おお、機械が全部やってくれるんだ!この機械考えた人すごい!人間がやってるなんて、縄文時代かよ!なんて、マシンに感動する人もいるかもしれません。モダンタイムスのご飯食べる機械みたいに。

田中屋の夕刻日誌とは 写真家田中宏明によるメルヘンエッセイである。 きっかけは、場末のスナックで、チラシに裏に書いてある、ママのMemoを目撃したところにはじまります。 それは、まったく興味深いもので考えさせられる、そして答えは時代によって、人によって移り変わっていくようなものの印象でした。 当時卒論の題材に困っていた僕は、卒論のネタの集を作ろうと書き始めたのが、このエッセイです。 卒論のテーマに困っているすべての子羊のために。 スナックへ行った気分でお楽しみください。

BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio YouTubeで2週に1回アップしています。 「スナックのママの話題のカンペ」 相方DJシューカイとの2部構成で、ひとりで喋っています。 通勤・通学・寝る前におすすめです。

BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio〜第56回 ヨーグルト田中とDJシューカイ

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