=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前

スバナ通りもだいぶ変わった。10代の頃からあるお店もある。
突発的に海に来て、そのときめきでその場で水着を買ったことがある。
俳句
スバナ通り 今も10代? 買う水着

季語ぬき
10代:何もかも輝いている季節。夏。
トッピング短歌
何を思い出す 衝動買い
解説
海はしょっちゅういっているが、しばらく泳いではいなかった。
あるとき日光アレルギーになったからだ。それからしばらく7月は長袖を着るようにしていた。8月ごろになると半袖でもアレルギーがでないことに気づいたものだった。それからしばらくして、7月に半袖で外に出ても発症しないことに気づいてまたしばらくたった。
最近は、サーファーを眺めていたりした。その爽やかさをみていたら海に入りたくなったのだ。
しかし、町の姿もかわって現場に水着が売っていなくなった。
昔はコンビニでも売っていた。駅前の商店でも。
昔から生き残っているお店で買った。スバナ通りのときめきはかわらない。衝動買いというのはいつぶりであろうか。そしてその時は何を買ったのか。

作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第93回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女