=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。約30文字のメルヘントリップへようこそ!
まえがき
国道16線を走る。
たぶんだけど、16号をここまで走るのははじめてだ。快適な道のりである。
休憩にコンビニに入ると、イートインがあった。
ここでちょっと俳句でも書いていこうと、食べ物買おう。
短歌
レジ並び バレンタインか グミの味 「かわいいカメラ」と リップサービス
解説
国道16号を入間方面へ走る。
トイレ休憩にコンビニに寄った。
イートインを利用するため、コピーだけではなく何か食べ物をとグミを買った。
店員「かわいいカメラですね」
僕「こいつかわいい写りするんですよ」
なんていうそれだけの言葉を交わした。
これは明らかにその店員さんの実力である。
店内はバレンタイン商品が並ぶ。これもまたバレンタイン気分のひとつなのかもしれない。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第82回
わけありの女