大寒波は来るのか
生まれてからだいぶ経ちまして
数十年前といってももう生まれているわけで。
過去にあったことと同じぐらいね、にしかならないのです。
最近では、数十年振りの寒波が来るとか報道されてますが、「過去にも体験したぐらいね」になってしまいます。
もう、今年で４３なので。
それが、例えば、５０年振りの大寒波と言われれば、今までにないものがやってくる、みたいになってちょっと焦るかもしれません。
数十年振りと言っても、１０代の人にとっては、今まで体験したことのない世界がやってくる、となってあせるかもしれません。
このあせるかどうかが、年の功というか経験値みたいなものになるのでしょうか。
今、過去にあった大寒波の記憶なんてまったくなければ、記憶にも残らないぐらいの寒波でしかないのかなとか。
ただね、自然の恐怖をなめちゃいけないという経験もあるのです。
そうなると、なにか対策など具体的に持たなくても潜在的に覚悟する気がします。それが、充分対策になっているような気もします。
古い水夫は海の怖さを知っている。
なので何もできない。
今あたらしい旅に出ることができるのは、若者だ、みたいな、吉田拓郎の歌の世界とも考えられます。
どんな大寒波が来るかわかりませんが、まったく気にしないで動けるのは若者なのかもしれません。
不要不急の外出は控えるようにと、お達しは出ています。特に日本海側。
ある意味便利な世の中になりました。
外出しないことを、主張しやすくなりました。
死傷者はでないよう祈ります。
しかし、死傷者がでるとしたら若者なのかもしれません。
海の怖さを知らないから。
文 田中宏明（写真家）
◆ZINEとラジオのバイク屋台「田中屋の峠COFFEE」
相模原の写真家の玉子 田中宏明編集のZine「井の頭Pastoral」の移動販売です。
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シティスナップとエッセイの小冊子（ZINE）読むスプライト。田中宏明編集
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上記の町田ヴァージョンです。
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メインパーソナリティ ヨーグルト田中とDJシューカイの
手作りラジオです。通勤通学に。
２週に１回YouTubeでアップしています。
