田中屋の俳句エッセイ「千歳烏山の松のや」作/田中宏明

すーじーぐぁー
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すーじーぐぁー

=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。約30文字のメルヘン紀行へようこそ 

2024年6月26日 夜の小田急線千歳船橋駅

松のや 千歳船橋店 · 〒156-0055 東京都世田谷区船橋1丁目1−2 船橋コーポ
★★★★☆ · とんかつ店

俳句(田中屋式短歌57575)

忘れ物 見つけ浮く金 とんかつ屋
見つからなくても とんかつ屋

解説

なくしていたメガネが見つかってメガネを買わずにすんだ。

その浮いたお金でとんかつを食べた。

しかし、もし見つからなくてもとんかつを食べていただろう。もはや、とんかつを食べに着たのだ。メガネをなくしたきっかけに。

ちなみにとんかつ屋とは「松のや」である。

メルヘン解釈

そもそもの目的は、定期があるので、途中下車しないともったいないというのがきっかけだった。

落とし物の候補地が交通費かかるとしたら行っていなかっただろう。松のやがあったとしても。

もはや目的はわからない。わからなくていいのだ。

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作者紹介

田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。  

2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。  
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集  
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中! 

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