俳句前(はじめに)
子ども向けの本しか読めないので、子ども向けの探す。
すると、教科書などでひたすら上げ立て祭られた作品を子ども向けに書いている本に出会った。
吉田兼好の徒然草
俳句
読んで知る 吉田俳句に 芭蕉は詩
季語抜き
解説
ヒットを出すのは大変なことだ。
松尾芭蕉の俳句がゆるく見えるのは、言いたいことがそんなになくて、なんとなくいいなぁ、みたいなフワッとしたことを俳句に書いてるからだと思います。いわゆる鳥俳句ですね。
俳句という五七五というリズムが、なんだか決め文句のような流れがあるにもかかわらず、大したこと言っていないから、拍子抜けするんだと思います。
吉田兼好なんてのは、言いたいこと、何かの結論や、想いが決まっているので、俳句または短歌をやってみたらいいんじゃないかと思います。
松尾芭蕉は、たいして言いたいこともないわけだから、ふわっとした詩を書いたほうがいいと想うんですよね。
その方が伝わる気がします。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!