田中屋の夕刻日誌「卒論!本のマジック」エッセイ/田中宏明

夕刻日誌
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夕刻日誌

そんな話があったのか

古本屋で買った本にマジックが引いてあったことありますか?

ページの中ではなく、本の束ね目(綴じ目)あたりにザクッと引いてあるのです。

これは何かの通し(サイン)か

これってきっと何か業界の通し(サイン)なんだろうなと思って時が経ちました。

調べてみたら

サイン安く出回らせるためみたい 

なことが書いてあったのですが、全く入ってきません。

安く売りたいなら、安く売ればいいからです。

僕は、これ(赤または黒マジック)には何か別の意味があると踏んでます。

ネットかんかである「驚愕の事実が…!?」とかではなく

もし再びこの書店にもどってくることがあるならば、それがわかるようにと。

本屋は本当は売りたくない本もあるとききます。

そんな本が戻ってきたときには自分が送り出したものであるかを自分が知りたいという心理です。

嫁にでた娘が、幸せであって帰ってこないというのはいいが、何かあったら戻ってこいという心理ですね。

嫁に行ったまま

人ならばわかりますが、本の場合自分が売ったものと区別するために、線を引いているというものです。

昔話のようなものですね。

エッセイ・田中宏明

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