オフ・コース「ひとりで生きてゆければ」EP
「さよなら」が代表曲のオフコースと思われがちですがこの鈴木康博、小田和正の二人時代を聴けばそれがとても異質なものであるのがよくわかると思う。真のオフコースファンなら「さよなら」をベスト盤には入れないのでは?
この曲は高校時代によく聴いてた。丁度陸上部をやってるのが煩わしくなっていて歴史の勉強を本腰入れてやりたい!と思っていた時期でちょっと悩んでいた。
でも僕は陸上を辞めて歴史を選びました。その後押しをしてくれた曲でもある。
「あぁ、ありふれた幸せに 背を向けていく勇気が欲しい。」
「ひとりこのまま生きてゆくなら 色あせてゆく この青春に しがみついてはゆかないだろう。」
この歌詞にグッと来たんです。あの時はすごく若かったわけだけどすごく老成した自分がいたように思う。これを当時歌っていた小田和正のように・・・。
文/DJシューカイ