田中屋の夕刻日誌「卒論!遅延証明書なんかで」文/田中宏明

夕刻日誌
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夕刻日誌

そんな紙切れが欲しいのかい

そんな紙切れを欲しがった時代

最近は遅延証明書の配布をほとんどみない。

はっきり言って見たことない。

もちろん電車はいつも遅れている。

遅延証明書を出せという人も見ない。

とにかく、遅延証明書なる、あの小さな紙切れは絶滅したものと認識している。

それについての考察だ

電車が遅れた場合、停まっている電車の中で、電車が停まってしまっていて遅れる旨の連絡をしている人は見かける。

もう周りの迷惑もマナーもクソもうんこもない。

だいたい自分の経験では、女に見える人が多い。

多くの人は、メール(ライン)で連絡をしているのだと思う。

とにかく遅延証明書をみかけない。

その2大要因候補を上げてみる。

1.遅延証明書をもらいに行く時間があるなら、その分早く目的地へ向かえよ!

2.そんな、紙切れなくても、あなたの電車遅れを信じるよ

なのではないかと思う。

1.について、ネットで電車遅れを確認することもできる。ただ、本当に電車が遅れているのか確認で調べる人がいるというのは、ちょっとそのひともなかなかのピンチな位置にいるような気がする。

結局、その人の電車遅れを信じることが一番時間的に効率がいいと言える。

それと、昔より「時間で働いている」わけではないというのが挙げられるかもしれない。

2.紙切れより、あなたの言うことを信じるということができないとすると、紙切れがあれば、遅延したと言えるという、人より紙を信じるという血の通わない現象を笑い飛ばしているようにも見える。

それは会社という「仲間」と認識するならば、それの方がいいに決まっている。

ただ、紙の力を発揮するのは、不特定の人物にたいして、遅れを認めるかどうかというときだ。

大学の試験でのこと

僕は遅刻しかけていて、もうぎりぎりで試験を受けれる時間に間に合うか間に合わないかというところだった。

その時、南武線だか京王線だか

ちょっとだけ遅れて、それは遅延証明書が発行される程のものでもない程度だったのだが…

乗換駅で、「電車が遅れてたので、遅延証明書が欲しい」と言ったら、すぐくれた。

お、これで試験は受けれるかもと希望を持った。

教室に入ると、ピリピリとした雰囲気で、試験が行われていて、案の定、「もう入室はできない」と試験監に言われた。

そこで、例のアイテム使ってみると…

「電車が遅れてまして…」遅延証明書を見せた

すると「どうぞ」と問題と解答用紙をくれた。

そんなもんである。

紙とはそういう強さがある。

結局信頼より紙。

ぼくは、そんな証明書より、人を信じたい気がしていあす。

紙よりCOFFEEトーク

喫茶店でCOFFEEでも飲みながら、話せば、証明書にかいてあることより、その人のもっと面白いところがみつかるのである。

それが、COFFEEのちからであり。COFFEE自体の味はあんまり関係ない。

それが、田中屋の峠COFFEEなのです。

結局CM?!

あ、試験どうなったかって?

もちろん落ちたぜ!

これにより、大学4年も留年の危機にさらされながらすごした、あの日々。

文/田中宏明

オールデイズ直江津ラジオ 第51回

アマチュアラジオ「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio〜第51回」ヨーグルト田中とDJシューカイラジオドラマ

はじめまして田中です。

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