田中屋の夕刻日誌「駆け込み乗車の反対とは何か」

夕刻日誌
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「駆け込み乗車はおやめください」

そんな言葉は都内の朝の時間帯たびたび聞こえてくる。

まぁ、駆け込み乗車をすることもあるし、見かけることもあるし。

慌てて降りる人を見かけることもある。寝てたかなんかして、降りる駅に着いて焦ったんだろうね。

かけ降りていくのでありました。

ドアもしまりかけたりしていてある意味駆け込み乗車より危ないんじゃないかと思ったりする。

車掌が見えないわけだから。

そんなとき思ったのだ。

駆け込み乗車の反対の言葉は何なのだろうかと。

そもそも駆け込み乗車って、意味がかぶってない?なんて思ったりするんですよね。

「込」と「乗」のあたりかな

頭が頭痛で痛い、みたいな

馬から落ちて落馬した、みたいな。

同じパターンで言うと、
掛け降り降車 になるのか。

そんなことはつまらない話だなと思う。

何もしていない人が、何かを指摘しているだけみたいで。

ぼくが言いたいことは…

何か言いたいときは、最終的に伝えたいことなどの前に、

「ぼくが言いたいことは」と前置きすることだ。

前置きしないと、テストのとき困るからだ。

このときの、筆者の言いたかったことは何?みたいな国語の問題が出ていて、その答えが定かでないからである。

このときの筆者の気持ちは何?

「ぼくは、募金は意味がないと叫んだ」と文章にあって、
問題で、筆者の気持ちは何?ときたらどうする。

「募金は意味がない」が答えのように思うが、実際は「はやく会議を終わらせてくれ、トイレ行きたいから」かもしれない。

実際に筆者にこのときの気持ちを聞いたら「はやくトイレにいきたい」だったらどうすんだよ。

正解は「はやくトイレにいきたい」だ。

つまり「募金は意味がない」は間違いだ。言っただけで、思ってはいない。

これが、僕の言いたいことだ。

さぁ、このエッセイで、筆者の言いたかったことは何?

正解「言いたいことの前に、「言いたいことは」と前置きをしろ。国語のテストで困るから」だ。

というこの文の前にも前置きを入れておけ。

文/田中宏明(写真家)

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