田中屋の夕刻コラム「日本テレビ24時間テレビはチャリティー番組だから?」萩本欽一は何を思う。

夕刻コラム(社説盤)
夕刻コラム(社説盤) 夕刻日誌

僕は24時間テレビは好きだ。
ここでいう好きというのは、あった方がいいのか、あんな番組ない方がいいのかと言えば、あった方がいいという意味です。

ベタな話題であっりますが、
「チャリティー番組なんだから、ギャラが支払われているのはおかしい」というものがある。
まず、チャリティー番組であると、番組本人がいっているのかは知りませんが、チャリティー番組だったとしましょう。

そうすると、ギャラが支払われていることは、不自然なことなのでしょうか。
ぼくは、まったく不自然に思いませんでした。

もちろん、ノーギャラで出ますよという人がいてもいいと思います。不自然に思いません。

例えば、番組を作るには、出演者、物、場所、ネタ、製作スタッフが必要だとして、それらがすべてノーギャラ制作ってできるのでしょうか。ぼくはできないと思います。

ひとはみんな働かないと生きていけないのです。
では、仕事としてではなくて、趣味でやればいいじゃないかということでしょうか。
それもぼくはあの完成度は無理だと思います。
いや、無理です。

まず、両国国技館や、日本武道館が無料で貸してくれるのでしょうか。


そして、本業の番組制作の合間に、ボランティアであの番組が制作できるのでしょうか。

出演者だって、あの番組を作るために、何度も打ち合わせをしたり、時間を割いて、当日出演するのです。
そしてそれらの手間も出演者本人がするのではなく、出演者側のスタッフがやるのです。
出演者がノーギャラということは、その芸能事務所へもノーギャラです。
それでは、成立しません。

ノーギャラでやってくれるタレントってだれ?
どんどん、各を落としていっても見当たりません。

あ、いました。BerryBerryBreakfastというラジオバンドです。
彼らならノーギャラでも、24時間テレビに参加できるという名誉だけで引き受けるかもしれません。

しかし、普段、嵐とかが司会をやっていたところ、今年はのメイン司会はBerryBerryBreakfastですと広告して、誰がみるのでしょうか。


DJシューカイとMintが会場にいて、(ちなみに会場は、船見公園なら無料で貸してくれるかもしれません)

DJシューカイ「それでは、100キロのマラソン見てみましょう」

とか言って、
「ヨーグルト田中は今虫川大杉を通過しました。
沿道にはだれもいません」とかいって、番組は成立するのでしょうか。

そして、越後湯沢から、六日町までバスを使ったことがばれたりしても、だれもその事実を揉み消すことのできる力などもっていないのです。
それでは番組は成立しません。

テレビだということを忘れてはいけません。
すべて作品です。
そして、募金は一部であり、見せたいもの、伝えたいことがあります。

また、募金を被災地に送るとして

ある募金キャンペーンタレントの力で1億円の募金が集まったとします。
そのタレントのギャラは500万だったとします。
極端な話、ギャラを募金から出したとしたら、9500万円寄付できます。
そのタレントを使わず、ノーギャラタレントのヨーグルト田中をつかったら、募金が235円だったとします。

被災地にはどちらがいいのでしょうか。

この一連の話もあんまり面白くないですね。

エッセイ/田中宏明

=ラジオ情報=
手作りオーガニックラジオ

「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio」
2週に1回アップしてます。

=バイク屋台(移動販売)情報=
田中屋の峠Coffee

ZINEの移動販売やってます。

主な出店場所、相模原市緑区 大垂水橋
相模原市南区 八景の棚

土日のモーニングタイム
サービスコーヒー付きです。

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